日本画家・白井烟嵓とは

 

日本画家。明治27年(1894年)2月8日愛知県豊橋生れ。名瀧司、はじめ静古・烟巌と号す。

江戸時代後期に活躍した文人画家・渡辺崋山からの椿椿山-野口幽谷-松林桂月-白井烟嵓とつながる画系。

従兄弟の白井永川に南画を学び、のち松林桂月に師事。桂月同様帝展・文展・日展に出品した作家として知られる。

日展では第5回「雲行雨施」で特選となり、翌年無鑑査出品。以降社団法人日展となってからも昭和43年まで委嘱作家として活躍。日本南画院理事。桂月絵画の鑑定の第一人者。

油と水が反発する性質を利用して、 対象を白く抜く「白描水墨」の技法を編み出す。

昭和38年に師であった桂月が亡くなると、それ以後一切師を持たず弟子も取らずひたすら孤高の画道を歩み続けた。

渡辺崋山事蹟関係の功績により豊橋市文化賞を受賞し、崋山出身地田原町名誉町民となる。
昭和51年(1976年)1月19日没。享年81。 

 

【展覧会情報】 白井烟嵓 -ENGAN- @金谷美術館

本展覧会は終了致しました

日時:平成24年1月28日(土)~平成24年4月1日(日)

10:00~17:00(ご入館は閉館30分前まで) ※水曜日休館(祝日の場合は翌日休館)

 

場所:金谷美術館

〒299-1861 千葉県富津市金谷2146-1

 

詳細:

渡邉崋山(1793-1841)、椿椿山(1801-1854)の系統を近代に引き継いだ画家・白井烟嵓(1894-1976)の画業を回顧する東日本初の展覧会を開催します。

展覧会は、画業初期の作品や公募展入選作らによる第一章、中期から後期に至る「白抜き」技法を用いた作品を中心とした第二章、公募展では発表することはありませんでしたが、その技量の発展が存分に現れている着色画による第三章という三つの章によって構成されます。

当館が位置する金谷は、烟嵓に所縁の土地であり、多くの烟嵓作品が遺されています。また、烟嵓が終生描き続けた作品には、自然を見つめる画家のやさしい まなざしが入り込み、自然を求め当地を訪れる人々に安らぎを与えることでしょう。本展覧会を通じて、郷土の美術品の顕彰と作家顕彰、私たちが普段忘れがち な自然への思いを再確認して頂きたいと思います。

 

※金谷美術館ホームページより引用

http://kanayaart.com/